旦那の借金を調べる方法は? | 分かった!債務整理と借金返済@借金返済の薬箱

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旦那の借金を調べる方法は?

   

旦那の借金調べる方法、嫁の借金調べる・・・などの言葉で情報を探しているユーザーが急増中です。
家族に限らず、親や親戚の借金が発覚したときにとどうすればいいか?
その借金を代わりに返済する必要があるか?などはとっても気になるテーマでしょう。

旦那、主人が借金をしているかどうか?

「旦那(夫)が借金をしているかもしれない」という相談はよくあります。
このような相談を受けた場合、借金を調べる方法として最も確実なのは「信用情報の確認」です。
しかし、信用情報は個人情報なので、たとえ配偶者でも閲覧することはできません。
そうなると、夫に協力してもらうしかないのですが、その際は段階によってとるべき行動も違ってきます。

家族や親戚、夫婦でも信用情報は本人以外は取れない

個人の信用情報については以下のような手段があります。

①自分が金融業者から受け取った契約書、請求書、領収書などを探して、一つ
ずつそれらの金融業者に確認する方法です。これらの書類をなくしてしまう
と、請求がくるのを待つしかありません。最近は、実際には借入れがないの
に請求をしてくる悪質なヤミ金がありますから、契約書などの書類をしっか
り保管して常に借入れの状況を把握しておくべきです。

②「信用情報機関の情報開示制度」を利用して自分の取引に関する情報を確認
する方法です。

しかし、業者は必ずしも信用情報機関の会員になっている訳ではありませんので、この方法によっても会員以外の業者に関する情報は分
かりません。

信用情報機関・・・利用者の借入れや支払状況など取引に関する情報を、会員となったクレジット会社、銀行、貸金業者などから収集・管理し、会員の照会に応じて与信判断の参考資料として提供している機関です。会員は顧客から情報の登録と利用に関する同意を得た上で情報を登録し、顧客への貸し過ぎを防ぐためにその情報を利用することになります。したがって、会員に提供される情報の目的外使用は禁止されるとともに、秘密保持などは厳しく管理されています

信用情報の開示請求について

どの信用情報機関でも、登録されている情報を確認できる「情報開示」という制度を設けていますが、原則としてプライバシー保護などの観点から本人以外の方からの開示請求はできません。
開示請求する時は本人確認のための公的証明書(運転免許証、パスポート、住民基本台帳カードなどの顔写真がある公的証明書か、各種健康保険証など顔写真がない場合には、戸籍謄(抄)本、各種年金手帳、印鑑登録証明書などから 2 点が必要となります。)や手数料が必要になります。
ただし、各機関の開示手段(CIC:窓口、インターネット、郵送 JICC:窓口、郵送、モバイル個信センター:郵送のみ)によって必要な本人確認書類や開示手数料が異なりますので注意してください。
また、例外的に本人以外から開示請求する場合には、請求が可能な法定代理人(親権者または後見人)や本人死亡時の受付可能な請求者の範囲がそれぞれの信用情報機関によって異なります。
開示請求をされる場合は、あらかじめ各信用情報機関のホームページかコールセンターで手続き方法を確認の上、申し込んでください。

まだ疑わしいというレベルであれば、証拠を掴むのが先決です。

「カードの明細書をチェックする」「消費者金融のカードを持っていないか調べる」などの方法がありますが、疑っていることを察知されると証拠を隠滅されるおそれがあるので、密かに行いましょう。
次に、もう発覚しているレベルであれば、他にも借りていないかということも調べる必要があります。特に、自分から言いだしたのでない場合は、隠している可能性が高いです。

もちろん、素直に協力してくれるとは限らないので、条件を付けるとよいでしょう。
「他にもお金を借りていることが判明したら、離婚する」「今、全部の借り入れについて白状したら、離婚はしない」というように。
少し厳しい対応ですが、ここで甘やかしてしまうと、さらに問題が悪化するおそれがあります。

借金の支払い義務の決まりごと

まず、借金などの債務は、保証人になっていない限り、借りた本人のみが負うのであって、このことは、夫婦であっても変わりはありません。
夫婦と言えども、夫がした借金は夫本人のみが返済をする義務を負い、妻が夫に代わって支払いをする必要はありません。

夫婦の一方が、金融機関等から借金をした場合(物の購入ではなく)は、どうでしょうか。
この場合「日常の家事」かどうかの判断は簡単ではなく、裁判例でも結論が分かれるところです。例えば、夫婦の一方がカードを使って借金をしたり、サラ金から借金をした場合には、夫婦の他方が責任を負わされることはほとんど無いと思われます。

ただ、例外的に、借金の目的や実際の使途が家庭の生活費等に充てるような場合で、借金の額や利率等が常識的な範囲に留まる場合には、「日常の家事」にあたることもありえるでしょう。

家族間の借金問題は「家族間では解決しない」

これはとても大切。
「なんで借りたりしたの!!」
「黙ってこんなに借りて。返済どうするんの!」
・・・・怒る気持ちは分かりますが、目を向けるべきは「目の前の借金という問題」です。
この借金をどうするか?どうやって減らし、返済していくか?
この解決方法を探ろうとせず、お互いを罵り合っても解決は絶対にありません。

もし旦那さんっが「借金を隠れてやってそう」と感じれば、まずはその事実を隠さず開示するように話し合ってください。 借金したことはしょうがない。その借金をどうやって返済するか?がとても重要なのです。

その方法としてはやはり「専門家」にまずは無料相談し、過去の事例から「適切なアドバイス」を戴くことです。その方法で納得できれば依頼すればいいですし、とにかく「自分たちで解決しようとしないこと」
これがとても大切です。

 - 借金相談箱と解決法